「わすれない ふくしま」のこと

確か今年の1月下旬ごろのこと。 一時期連絡を絶っていた、以前働いていたドキュメンタリー映画事務所の監督と久しぶり会い、新作ができたので手伝ってくれと言われた。 僕は映画関係で長年仕事をしていた訳でもなく、映画の業界に詳し…

注文の多い料理店

注文の多い料理店   小池博史 作・演出 宮沢賢治 原作 http://kikh.com/performance/chumon   鑑賞後、よぎった言葉は「人外」。 まさしく人の外の世界を垣間見させて…

今日は三鷹で、パパ・タラフマラの演出をてがけてきた小池博史さんの舞台、「注文の多い料理店」を観に行きました。 その感想を書きたいのですが、   今さっきETVでやっていた「アンコール 大震災発掘 埋もれた警告」…

人と土地と食べ物と

「そろそろスローフード 〜今、何をどう食べるのか?」 島村菜津+辻信一 こちらの本から、辻さんの話として、水俣の闘争の先頭に立って活動されていた緒方正人さんの話に、とても感動したので紹介します。   緒方さんは…

浴びてしまった映画たち

昨日の続きですが、 これまで観た映画で、恐ろしいまでの衝撃を与えてくれた映画ってなんだろう…。と、とっさに思い出すのは以下の様な映画です。しかし最近映画から離れてしまって、いい映画を経験することが少なくなりました。(足を…

もう昨年の11月になってしまいましたが、ブレッソン監督の「白夜」を観た後に、以下のことを書いていました。 ただ言えるのは、私はそれまでとは違う存在であるということだ。 (略) ただ違った在り方で世界に身を置いている。 こ…

本日12月16日、この国の選挙が行われ、僕としてはとても恐ろしい結果に、そしてこの国の人々の行いに唖然としています。そんな状態ではともすると「呪い」の言葉が、感情とともに沸き上がってくることを自分の中で自制できなくなりや…

先日、映画を観終えた感覚を書き出してから、二つのことについてテーマがでてきた。 「ただ違った在り方で世界に身を置いている。」 「言葉によって体験を定義することが、「一般的な経験」で「堕する」ことである」 しかしこうして見…

そうだ、書くならルールを決めよう。   人を批判的に書かない。 物事を批判的に捉えない。   1の「人」にはもちろん自分自身も含まれます。自分自身に対しても、いたずらに批判的な態度で書くことがないよう…

第1回パンダ音楽祭、

という音楽祭が上野の不忍池のほとりにある野外ステージ、水上音楽堂で本日ありました。 14時から19時半までという、5時間半にわたる長時間ながら、観客も出演者も盛り上がる一方というなんとも素敵なコンサート。 それもそのはず…

先ほど、昨日書いた「映画、白夜を観終えた後の文章」をここで改めて打ち直したけど、そのとき、いくつかの文章に引っかかる点があった。 ただ言えるのは、私はそれまでとは違う存在であるということだ。 (略) ただ違った在り方で世…

白夜にて

昨日、久しぶりに渋谷ユーロスペースへ、最終日となっていた映画「白夜」を見に行った。 見終わると、いろいろと書きたいことが頭をよぎる。ようやく場所を得て、ノートを開き、書きなぐった。 以下はその内容。(くどい感じだがあえて…

今日の8/12締め切りとなっていたエネルギーに関する政府のパブリックコメント。 これまでこうしたことにほとんど関心を払っていなかった自分ですが、反省もこめて今回はとりもなおさず、言えることは言おうと、締め切りギリギリにな…

DVD鑑賞…

昨日、映画「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ」のDVDを見ていると、ちょうどその日がセナの命日、5月1日だったことに驚く。 今日は家でDVD「4つのいのち」を鑑賞。台詞も音楽もない、暮らしの風景。外の雨音とともに心地よさ倍…

作品紹介。+5200447325/

2010年の11月に大阪のCeroの個展の際展示した作品です。写真では見づらいかもしれませんが、白の画面に白のゲルインクボールペンで描いています。改めて昨年(2011)のShimoumArt4でも展示させていただきました…