三好大助さんの自分とつながる働き方を読んで
いかしあう働き方研究室、 第2回の三好さんの記事が公開されています! https://greenz.jp/2020/12/07/miyoshi_daisuke_hatarakikata/ 今回も記事タイトルと一緒に、イラ…
レヴィ=ストロースの「真正さの水準」メモ
読書メモ:レヴィ=ストロース入門より(3) 引き続き「レヴィ=ストロース入門」(著:小田亮 ちくま新書)からのメモになります。 構造について、ヤーコブソンの言語学からの構造、ではなく、 ポストモダンの共同体…
レヴィ=ストロースの「構造」について
読書メモ:レヴィ=ストロース入門より(2) 引き続き「レヴィ=ストロース入門」(著:小田亮 ちくま新書)からのメモになります。 今回は主に第二章の「構造主義はどのように誤解されるか」から、 レヴィ=ストロー…
読書メモ:レヴィ=ストロース入門より
「レヴィ=ストロース入門」を読んでいます。 未来の社会を考える時のもととなる、共同体のような集団のあり方について、 とても示唆に富む表現が「おわりに」の章にありましたので、まずはそこからメモします。 まずレ…
機能不全家族と機能する家族から未来を思う
アダルト・チルドレンと癒し(著:西尾和美 学陽書房)を読みました。 僕が気になったのは「機能不全家族」というキーワード。 この「機能不全家族」というキーワードから、 どのような家族・家庭が人間の成長にとって…
働くことの哲学のメモ
「働くことの哲学」ラース・スヴェンセン著 (紀伊國屋書店)を読みました。 この本の中で、自分もまた同じように知らず知らず自然に受け入れていた、 仕事に対する現代の「常識」が鮮やかに描かれている箇所をメモして…
現代日本の構造変遷についての本を読んで驚いたこと
最近、『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか(著:矢部宏治)』 を読んでました。 この本、なかなか普通に知ることのないような、 驚くことがいくつか書いてあります。 例えば、 アメリカとの条約・密約が日本国憲法…
まとめ:『建築の大転換』
合計9回の投稿にて引用を続けてきた『建築の大転換』について 備忘録として記事のまとめを残しておきたいと思います。 建築と自然の関係について(3/7) 建築家は建物に住む人とその周りの社会の、そしてまた自然と…
重農主義にセットされている贈与
ラカン/ケネー・モジュールという図から、 次はそのケネーの重農主義に関する内容を『建築の大転換』からの引用します。 まずケネーがいた十八世紀の状況を本からまとめると、 その時代の経済学は重商主義が中心でした。 それは国家…
宗教建築から未来の建築へ
昨日の投稿でこちらの「トーラスとキアスムが一体になった構造」の図をご紹介しました。 僕たちの心は、これらの図形のように 線形空間と非線形空間がワンセットになっている、という認識を基本として 自然と敵対しない…
トーラスとキアスムが一体となった「ラカン/ケネー・モジュール」
さて今日は引き続き『建築の大転換』第三章より、 贈与に関する箇所を引用したいと思います。 (もう7回目なんですね、この本での引用は。) 贈与に関してはすでにこちらの投稿(贈与的状態としての考える行為)で 「…
太陽によるエネルギーの贈与について
引き続き『建築の大転換』からの引用を続けていきます。 第三章では、「エネルギーと建築の大転換」と題した 中沢新一さんの文章になっています。 まず、贈与というものにおいての引用ですが、 私たちに…
二十世紀建築とグローバリズムの原則の親和性
引き続き『建築の大転換』より引用を続けます。 第二章の 3 縄文のこころと建築より。 ここでは対談に建築家の藤森照信さんが加わって行われています。 中沢 …一方からもう一方へはジャンプしないといけない、とい…
交叉・一体するキアスム型知性へ
『建築の大転換』の第二章、“人と自然の大転換 2 自然と人間をわけない建築” での中沢さんと伊東さんとの対談の中で、 「抽象」という話題から現代の問題点の根本的ともいえる、 自然と人間との関わり方についての指摘があります…
建築と自然の関係について
建築における未来の話として、 『建築の大転換』著:伊東豊雄 中沢新一 より 建築と自然の関係や今後の建築のあり方など、 未来のヒントに思えそうな箇所を引用していきます。 第一章 地域の公共性の大転換 (伊東…