映画『屋根の上に吹く風は』を観て
久しぶりに観た映画のことを書いてみたいと思います。 正直どのように何を書けばいいのか分からない状況からスタートしていますが、 そうした結論をとりあえず度外視して書いてみる、 まるで頭の中にある思いや言葉を躊躇しないままど…
私もまた群衆であるということ
久しぶりに映画を観たいと思って、 渋谷のシアターイメージフォーラムへ行き、 セルゲイ・ロズニツァの「国葬」を観ました。 https://www.sunny-film.com/sergeiloznitsa この映画は、…
映画『美しき緑の星』というフランス映画。
最近いろんなサイトでよく耳にする 映画『美しき緑の星』というフランス映画。 私たちの地球は「混乱の前の復興時代」に突入できるか。それとも、映画『美しき緑の星』は単なる夢物語なのか こちらのサイ…
多文化学級を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』
違っている私たちがいっしょに生きていくこととは。20の国籍、24名の生徒の多文化学級を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』 異なる文化と国籍を持つ子どもたちが通うパリの学校を撮影したドキュメンタリー映画です。 ht…
ぶちのめす対象は絶えない
今日Amazonインスタントビデオで ポール バーホーベンの「スターシップ・トゥルーパーズ」(1998) という映画を、とあるブログで引用されていた影響から見てしまったのですが、 これはエイリアンとの対決という図式の世界…
3.11映画祭が始まりまして
一昨日、秋葉原の方にある3331へ行ってきました。 以前からアートスペースとして有名なこちらでは、今アートフェアもやっていますが、そちらではなく、3.11映画祭のレセプションへ参加してきました。 3.11映画祭 この映画…
映画「かぐや姫の物語」を2回観る
泣きました。 しかも2回目で! でもまた観たい!!わらべ唄歌いたい(笑)! 最初に観たのは公開から2日目くらいかな、そのあと、ウチの彼女にも観せたいと思って誘ってもう一度。そこで泣ける泣ける。勝手に涙がこぼ…
「わすれない ふくしま」のこと
確か今年の1月下旬ごろのこと。 一時期連絡を絶っていた、以前働いていたドキュメンタリー映画事務所の監督と久しぶり会い、新作ができたので手伝ってくれと言われた。 僕は映画関係で長年仕事をしていた訳でもなく、映画の業界に詳し…
浴びてしまった映画たち
昨日の続きですが、 これまで観た映画で、恐ろしいまでの衝撃を与えてくれた映画ってなんだろう…。と、とっさに思い出すのは以下の様な映画です。しかし最近映画から離れてしまって、いい映画を経験することが少なくなりました。(足を…
映画を“浴びる”という言葉で語ることについて
もう昨年の11月になってしまいましたが、ブレッソン監督の「白夜」を観た後に、以下のことを書いていました。 ただ言えるのは、私はそれまでとは違う存在であるということだ。 (略) ただ違った在り方で世界に身を置いている。 こ…
白夜にて
昨日、久しぶりに渋谷ユーロスペースへ、最終日となっていた映画「白夜」を見に行った。 見終わると、いろいろと書きたいことが頭をよぎる。ようやく場所を得て、ノートを開き、書きなぐった。 以下はその内容。(くどい感じだがあえて…