「きみは死すべき命などではない。」

ぼくの命は死にはしないぞ、って? 「実際、きみは死すべき命(モータル-mortal)などではない。具体的にどうやるかって?自分は魂(スピリット)ではない、なんていう引っこもった暗示は受け入れないこと。魂(スピリット)が本…

ヒプノタイジング・マリアより

ヒプノタイジング・マリアより

ヒプノタイジング・マリア(著:リチャード・バック)を読みました。 面白いところをこれから幾つか書き留めていきます。 生きるためには空気が必要で、家と食べ物と水がなければならない、ものごとを知りたければ目で見、耳で聞き、手…

「なんであれかまわないもの」

「なんであれかまわないもの」

以前少しだけ読んでそのまま積まれていた本「到来する共同体 著:ジョルジョ・アガンベン」をあらためて初めから読み始めて、しょっぱなから「なんであれかまわないもの」という寛容な言葉が登場してきます。 到来する存在はなんであれ…

読書メモ「植物になって人間をながめてみると」

読書メモ「植物になって人間をながめてみると」

本のタイトルのように植物と人間との視点を逆転して関係性を捉え直す、というよりは俯瞰的な目線でそれらを捉えているようでした。僕としてはこれまでの人間の歴史の中で、植物という存在が果たす役割、影響力を改めて教えてもらえた一冊…

人と土地と食べ物と

人と土地と食べ物と

「そろそろスローフード 〜今、何をどう食べるのか?」 島村菜津+辻信一 こちらの本から、辻さんの話として、水俣の闘争の先頭に立って活動されていた緒方正人さんの話に、とても感動したので紹介します。   緒方さんは…