ゆるやかな(みえない)柵
イーハトーブ町(イラスト)(1)にある、宮崎駿さんのイラストで、保育園と地つづきで繋がっているホスピスの描写がありますが、「子供たちが進入する」と書かれたゆるやかな柵の存在は、たとえばこの記事で紹介されているように、現在でも気軽に活用できるアイデアかもしれない。
最小限の仕掛けで最大限の効果を!”家のフェンスをとるだけ”で生まれた、ご近所の意外な変化とは?
http://greenz.jp/2014/01/29/nstreet_cohousing/
この仕組みのポイントは、土地も家も庭もどれも共同購入ではないこと。言わばケビンさんたちの私有地なのです。
これはいわゆるコミューンではありません。今の仕組みでは、すべての土地は私有だからです。私たちは自分たちの家に住んでるし、自分の庭を持ってる。その自分たちの持ち物をシェアすることを、私たちは選んだのです。
私有と共有がゆるやかに、関わりあう人たちで理解し合えていることは、私有が当たり前になっている現代の僕たちにとって、グッとくる近しい未来。