イーハトーブ町(イラスト)(1)

「虫眼とアニ眼」の巻頭に掲載されている宮崎駿さんのイラストより。

僕が深く印象に残っているのは、イーハトーブ町として描かれているページたちだ。そこは保育園と地つづきで繋がっているホスピスの描写から始まります。

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子供たちが出入り自由で、ホスピスにいる老人の方々といつも気軽に接している様子が描かれています。

老人たちと子供たちという組み合わせは、どうやら子供たちへの教育上とてもいいらしい。またイラストでは「侵入」と書かれていますが、行き来が自由に、ゆるやかに双方が繋がっていることは、未来を考える上で大切なポイント。

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このページにささやかに描かれている社ですが、「ぜったい要る」と書かれている。そうです。信仰の対象はいつの世も必要だと僕も考えます。(できれば信仰の対象は自然信仰のような具体的なモノではないほうがいいなぁ)