日本アグロエコロジー会議へ行ってみました
今日はすこし白金台まで足をのばして、 こちらの日本アグロエコロジー会議<第1回 勉強会>へ行ってきました。 日本アグロエコロジー会議<第1回 勉強会> ~食と農・地域と暮らしが分母となる社会を目指して~ 朝…
自由貿易を批判するだけでなく
昨日まで三日にわたって 自由貿易を共・公・私の観点から読む箇所をメモしてきました。 これまで、なんとなく、ぼんやりと把握していた現代的な問題が、 過去から継続されてきたコミュニティや公平性を、 損なう方向性に向きながら働…
「私」の観点からの自由貿易論(グローバル定常型社会より)
引き続き、「自由貿易論〜新古典派経済学的な理解」に対して 市場経済そのものに内在する論点=「私」 からの観点の箇所のメモになります。 自由貿易というものがある種の「不等価交換」のメカニズムを内…
「共」の観点から自由貿易論をみる(グローバル定常型社会より)
昨日より引き続き、「自由貿易論〜新古典派経済学的な理解」に対して コミュニティとの関連をめぐる論点=「共」 からの観点の箇所のメモになります。 自由貿易が、その国における「共同体」あるいは「コミュニティ」の…
「公」の観点から自由貿易論をみる(グローバル定常型社会より)
書籍「グローバル定常型社会」において、 市場経済のグローバル化の見方の一つ 「自由貿易論〜新古典派経済学的な理解」に対して 公共性・分配の公正をめぐる論点=「公」 コミュニティとの関連をめぐる論点=「共」 市場経済そのも…
思い描く未来の冒頭
未来の世界を思い描く時に 頭に思い浮かぶ最初のシーンは、 坂道を駆け登っていく少年の後ろ姿なんです。 10歳前後の少年、坂道の右手には青々と茂った林と神社があり、 坂を駆け登った先には、少年たちが暮らす町があるのです。 …
未来における人間の役割の方向性について
書籍「グローバル定常型社会」より 労働における“環境効率性”という言葉がでてきます。 以前は“人手不足・資源余り”という状況だったので「労働生産性」(少ない労働で多くの生産)がもっとも重要だったが、時代は変わり現在は“人…
未来世界のイメージを漠然と
文化や芸能が発達した小さな都市の存在と、 住まいとしての共同体(町・村)が双方向に繋がり合いながら 暮らしているような世界をぼんやりイメージしています。 それぞれの国や地域によって特色や役割がはっきりと分け…
グローバル定常型社会を読み進める
定常的社会とはどのようなものか、 今更ながらですがこちらの本を読み始めました。 「グローバル定常型社会のコンセプトの基底」にあたる認識として、 二一世紀に向けて世界は、高齢化が高度に進み、人口や資源消費も均…
3Dプリンターの新素材の話
質感をリアルに再現できる素材が3Dプリンターに登場したようです。 「金属・木・石こうの質感のまま出力できる3Dプリンター用フィラメントが登場」 こうした進化の早さはみんながこの3Dプリンターという 新しいテ…
持続可能な社会の定義について
定常的社会は持続可能な社会とも言い換えられるわけでして、 多くは社会システム的な話になりがちな気がしますが、 『人類が永遠に続くのではないとしたら』(著:加藤典洋)では、 このように定義しています。 「将来の世代が、その…
定常的な社会にある技術の可能性
未来の社会が定常的な状態にあっても 現在活用されているテクノロジーや技術が衰退することなく 継承・発展されているビジョンを描きたいと思っています。 そこにある技術とは、 3Dプリンターなどの製造技術や上下水…
多文化学級を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』
違っている私たちがいっしょに生きていくこととは。20の国籍、24名の生徒の多文化学級を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』 異なる文化と国籍を持つ子どもたちが通うパリの学校を撮影したドキュメンタリー映画です。 ht…
未来の音楽が自然の音であるならば
未来の音楽をイメージするという企画を紹介する記事の中にあった、 隈研吾さんのアイデアがずば抜けて面白かったです。 「いつの日か、私たちはすべての音が私たちの周囲に存在すること、そして私たちが生み出した音ではなく、そこから…
“どう無限性を有限性の器に盛るか”という構図
定常的な世界であっても 技術が継続・発展しつつ継承される社会について考えながら、以前読んだ 『人類が永遠に続くのではないとしたら』(著:加藤典洋) を思い出しまして、その中で書かれている文章を再確認しています。 「必要は…