幻祭前夜 マハーバーラタを観て

幻祭前夜 マハーバーラタを観て

先日の16日土曜日、舞踏劇「幻祭前夜 ーマハーバーラタより」をパルテノン多摩にて観てきました。 そして終演後の演出家・小池博史さんが登壇されたアフタートークも聞いてきました。   舞台の原典は「マハーバーラタ」…

冬の日誌を読んで

冬の日誌を読んで

ポール・オースター「冬の日誌」を読み終えました。 初老にさしかかろうとする一人の作家のノンフィクション、 といってしまうと、的はずれに感じます。   その歳を迎えるまでの人間が生きてきたとりとめない記録を、 年…

怒り、罪の意識

怒り、罪の意識

自分の奥底にある「怒り」のエネルギーを自覚する。発作的なまでの感情の爆発が、キレたいと叫ぶ。それは頭の中で、感情が爆発しそうな場面を想像することだけで簡単に湧き上ってくる。じっとその怒りのエネルギーを見ていると、赤く、黒…

七号食を挫折したその原因と今後の対処方法について

9月28日から始めた七号食ですが、 わずか3日で挫折することとなりました。   その原因と、今後再び七号食を行うときのために 対処方法をまとめました。       挫折の原因: 2…

技術への問いから想うこと

未来ということを想像したり考えたりするとき、 「技術」という、 これまでの人間が自然に対する態度というものの可能性を ここ最近考えたりします。   昨日書いた「人間の都合とはなんだろう」という 人間の都合、とい…

人間の都合とはなんだろう

食文化においては、 自然の力というものがとても大きな要素ですよね。   こちらの記事 自然が主役、ひとは脇役。人間の都合で酒づくりをしないと決めた老舗酒蔵「福光屋」がつくる未来 | greenz.jp では、日…

30秒ドローイングを始めて分かったこと

30秒ドローイングを始めて分かったこと

一時期毎日描くときに用いていたPosemaniacsですが、 3D独特のツルツルした光源や骨と筋肉による人体描写、 今ひとつリアリティに欠ける人体構造などに飽きてしまい 人間らしい肉感 – 線を求めて離れてい…

美しい言葉を

4月半ばから、デッサン、そして絵を描くことに専念しています。 それ以降、次第に本を読むことからも若干遠ざかってて、 読みたい本が積まれていく一方の状態です。   今朝、疲れが残っている体を起こしながら なんとか…

不快なものは治癒を誘っている、かも

日頃からよく読んでいるブログのひとつ、 In Deep の今日の記事の中に印象的な言葉がありました。   結局、今の医療と、何より、私たちの病気に対しての考え方の問題として、 不快な症状は悪いものなので無理矢理…

イベント、CREATIVE QUESTIONS

イベント、CREATIVE QUESTIONS

こちらの記事から、魅力的そうなイベントを見つけました。   CREATIVE QUESTIONS to design your CITY ~みんなのクエスチョンが描く、「まち」の未来~   これは広告…

震災後の仮設住宅の発想から見える消費者としての人

震災後の仮設住宅の発想から見える消費者としての人

『建築の大転換』第二章の「4 震災が建築につきつけた問題とは」では、 仮設住宅の建設における発想について語られている箇所があります。 伊東 仮設住宅がなんとも貧しい発想でつくられている。狭い住宅の中に洗濯機と電子レンジ、…

存在するものしか体験していない

池田晶子氏の『考える日々Ⅲ』より、 素晴らしい言葉を見つけましたので引用します。   いずれにせよ、われわれは、存在するものしか体験してはいないのだ。存在しないものを体験することは、絶対にできないのだ。この理由…

午睡の翅、という詩集

午睡の翅、という詩集

もうずいぶん前になるのですが、 たぶん京都の恵文社へ行った時に買った詩集があります。   『午睡の翅』(ごすいのはね) 淺山泰美   ネットで探してもデータがない大変貴重な本だと思われます(笑)。 発…

人間中心から生態系を中心とした捉え方へ

人間中心から生態系を中心とした捉え方へ

昨日のメモで書き忘れていたところがありました。 ソーヤー海さんのレクチャーで、重要な視点としてあげられていた箇所です。   これまで持続可能性・サステナビリティなどを説明する際に用いられてきた 「社会」「経済」…