
昨日の投稿でこちらの「トーラスとキアスムが一体になった構造」の図をご紹介しました。 僕たちの心は、これらの図形のように 線形空間と非線形空間がワンセットになっている、という認識を基本として 自然と敵対しない…

さて今日は引き続き『建築の大転換』第三章より、 贈与に関する箇所を引用したいと思います。 (もう7回目なんですね、この本での引用は。) 贈与に関してはすでにこちらの投稿(贈与的状態としての考える行為)で 「…
引き続き『建築の大転換』からの引用を続けていきます。 第三章では、「エネルギーと建築の大転換」と題した 中沢新一さんの文章になっています。 まず、贈与というものにおいての引用ですが、 私たちに…

漫画家・こうの史代さんの『この世界の片隅に』 というマンガをご存知でしょうか? これは広島・呉市を舞台にした、昭和初期から太平洋戦争後までを 一人の女性を主人公として描いています。 大変過酷な舞台設定ではありますが、 こ…
『建築の大転換』第三章 エネルギーと建築の大転換より、 物を買う行為について。 それは言語構造との親和性が高いことが伺えます。 等価交換…物を買う行為は等価交換であり、…すなわち数量化できます。つまり足し算ができます。足…

『建築の大転換』第二章の「4 震災が建築につきつけた問題とは」では、 仮設住宅の建設における発想について語られている箇所があります。 伊東 仮設住宅がなんとも貧しい発想でつくられている。狭い住宅の中に洗濯機と電子レンジ、…
本日は東北地方太平洋沖地震から4年目にあたる日ですね。 以下のようにおよそ25万人が被害となった非常に大きな災害でした。 震災の死者 1万5891人 行方不明者 2584人 震災後の体調悪化や自殺による震災関連死 319…
引き続き『建築の大転換』より引用を続けます。 第二章の 3 縄文のこころと建築より。 ここでは対談に建築家の藤森照信さんが加わって行われています。 中沢 …一方からもう一方へはジャンプしないといけない、とい…
『建築の大転換』の第二章、“人と自然の大転換 2 自然と人間をわけない建築” での中沢さんと伊東さんとの対談の中で、 「抽象」という話題から現代の問題点の根本的ともいえる、 自然と人間との関わり方についての指摘があります…

最近やっているゲーム『ウイニングイレブン2015』で使用されている音楽が いつの間にか耳に馴染んできてしまいました。 ゲーム音楽とは、そのゲームだけのオリジナル音楽というイメージがありましたが、 このゲーム(サッカーゲー…
建築における未来の話として、 『建築の大転換』著:伊東豊雄 中沢新一 より 建築と自然の関係や今後の建築のあり方など、 未来のヒントに思えそうな箇所を引用していきます。 第一章 地域の公共性の大転換 (伊東…
2月中の投稿の中から 「こういう未来はいいなぁ」と感じた文章をまとめてみました。 「地域中心・コミュニティ中心」の社会 人間だけの未来ではなく「地球環境を生き物が住みやすい場所に整える(木内鶴彦)」という役…

気がつけばどんどんと進化を続けているように思える3Dプリンターの世界、 こちらの記事では、複数の写真だけを使って3Dプリンターにも使用できる 非常に高い精細な3Dデータができるプロジェクト「MEMENTO」が紹介されてい…
池田晶子氏の『考える日々Ⅲ』より、 素晴らしい言葉を見つけましたので引用します。 いずれにせよ、われわれは、存在するものしか体験してはいないのだ。存在しないものを体験することは、絶対にできないのだ。この理由…