未来のイメージリスト(2月分の投稿より)

2月中の投稿の中から

「こういう未来はいいなぁ」と感じた文章をまとめてみました。

 

  • 「地域中心・コミュニティ中心」の社会
  • 人間だけの未来ではなく「地球環境を生き物が住みやすい場所に整える(木内鶴彦)」という役割を担う
  • 人間も生命の織物の一部だからです
    生命の織物の一部だから、私たちの健康は織物が健康かどうかにかかっている
    自分の健康も幸せもみんな他者に依存している(ヴァンダナ・シヴァ)
  • 農業と職人が中心の未来
  • 地域で最善のものの中で生きることによって、世界に価値を発信できる文化を育む
  • 「地縁血縁」を超えた共同体
  • 助け合いながら信頼関係を築き上げる生活
  • 古老の方々を古くからの知恵を継承されている存在として尊敬し、知恵を継承する
  • 肯定する力、持続可能な文化としての里山
  • 「結果として美しくなる」村
  • 「土」は命の源であり、子どもの頃から種をまく、土に触れる。
  • 自給から生産者になること、それを他人に分け合うことで贈与関係が結ばれる
  • 情報の仮想化・拡張化の未来と、自然や農業、環境、生物多様性のある持続的な社会との親和性
  • 分割可能な人間の矛盾を許容する分人によって構成される社会

 

2月は主に『グローバル定常型社会』の引用と

『アグロエコロジー』勉強会のメモが中心となって、

人間中心の世界観から自然に立脚したあり方を再認識し、

多様な生物の中の動物のひとつとして生きるというビジョンや、

自然から農業、そして生産者と消費者を越えた

贈与関係・協力関係で結ばれるコミュニティという土台を得ることができました。

また今後においては、

そうした土台をいかに明確にしながら

現代の情報システム社会の利点を継承しつつ

一個人が分割可能な存在としての分人として許容された社会という

新しいあり方とも親和性を持った社会をイメージできるかだと思います。

 

それは1月の投稿にありました、

定常的な社会にある技術の可能性 や、

“どう無限性を有限性の器に盛るか”という構図 などにみられる

複雑な問題としてあるように思いますが、

技術と人間の新しい関わり方や、

思想的な面で新たな動きが必要になるのではないかと想像しています。