しばらく読んでない本を開く

ここしばらく読んでいなかった本「レヴィナスと愛の現象学」を開くと、 自我が在る対象を「おのれの外部に実在しているもの」と「認識する」だけでは、その対象が「実在する」ことの根拠としては十分ではない。私の知覚は誤り得るし、私…

アイデアと気づきは同じことと言えるかも

今しがたこの記事を読んでいるのですが、   任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 http://www.4ga…

MASTER キートン Re マスター買う

MASTER キートン Re マスター買う

この前電車のドアにある広告で見つけました、 MASTER キートン Re マスター! 昔すごい好きなマンガだったので、早速買ってしまいました。   この漫画では考古学研究を本分として研修しながら、 元・英国特殊…

行動はすべて道具化されることはない

先日、「なりたい自分になる」ということについて の中で 「目標としての未来を設定し、それを実現するための手段としての今が道具にされてしまう」 というようなことを書きましたが、 目標を設定することと、 それを実現することが…

批判についての引用

批判は知的な行為ではない。批判はこちら側が一つか二つだけの限られた読み方の方法論や流儀を持っていれば簡単にできる。本当の知的行為というのは自分がすでに持っている読み方の流儀を捨てていくこと、新しく出合った小説を読むために…

最終日

最終日

本日、派遣社員として務めていた日本マイクロソフトの最終出社日でした。 僕はXbox One/360の部署で、 主にダッシュボードといって、 ゲーム機本体を立ち上げた時に表示されるホーム画面にある プロモーション用スロット…

理想は現在にあって

理想があるとすればなんだろう、 「こんな感じの家」というイメージとか「余裕のある経済力」とか出てはきますが 突き詰めていくとたぶん単純に自分の「状態」を指し示すのではないでしょうか。 明るく快活で軽快 心に淀むところがな…

「なりたい自分になる」ということについて

「なりたい自分になる」という言葉がありますね。 それは「理想」を未来に掲げ、 「達成へのプロセス」をその未来から現在へとつなげて、 「動機」をエンジンにして稼働させていくようになると思いますが、 僕はこうした考え方には正…

自分を未定義状態におくことを

昨日のブログの最後に 「自分はなに者であるかを自ら定義したり、演じたり、求めたりするのではなく 正直に表現することを」 というように書きました。   正直に自分を表現するということは、 自分という人間が、外でだ…

正直に書くことのむずかしさ

昨日はなにを書いてよいものやら分からなくなり、 以前にメモした本の引用をひっぱってきて それについて書いてみようと思ってみたのですが、 結局内容についてやはり興味を持った、その時でないと なかなかうまく言葉にできないもの…

今日は一日家の中にいて

昼下がりから降り始めた雨音とともに ぶらぶらニコ動などを見て レンタル購入したことを忘れていた映画を Amazonインスタント・ビデオから見始めると いつのまにやら部屋は暗くなり 夜がやってきて 映画は終わって時間が過ぎ…

ツァイ・ミンリャンのインタビューを読みました

ツァイ・ミンリャンのインタビューを読みました

少し前の記事なのですが、 Art-itにて掲載されていたツァイ・ミンリャン[蔡明亮]のインタビューを読みました。 http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/QcpuR53vKYM…

最小の投資で最大の成果を得ようとする思考が普通であることについて

先日読んだこちらの記事の中に、ひとつ気になる箇所がありました。 「投票に行かない若者の利益になる政策を実行するより、投票に行く老人の利益になる政策を実行したほうが集票上は能率がよい」 「ネット世論」を分析しても、選挙の結…