アイデアと気づきは同じことと言えるかも

今しがたこの記事を読んでいるのですが、

 

任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」

http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/

 

この対談の中のはじめの方で書かれてある

「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」という宮本氏の考え方や

そうしたものに出会った時の「なるほど」「わかった」「アハ体験」という記述を読みながら、

ふと、

瞑想などでよく書かれてある

今の自分の状態や感情に気づくこととか、

自分を自分の観察者として客観的に映像化して想像してみるというような

日常の視点から開放される話を思い出しました。

 

もしかしたら「新しい視点を獲得することができる」という点においては

これらは同じものであると言えるのではないでしょうか。

 

どれくらいの気づきの体験があるかによって、

その人の認識や世界観というのは、きっと大きく異なっていくと思います。

 

それは小さなことでもいいと思いますし、

自分が以前こう考えていたことが、もしかしたらこうかもしれない、

いや、こうだったんだ、という気づきでもいいと思いますし、

今まではそんなふうに見えたことがなかったものを、

ある体験や経験、また文章でも会話でもいいですし、

それを通じて、得ることも多々あると思います。

 

人生経験やその人の世界観、視点というものは、

このような「気づき」や「わかった」を自身の内でどれだけ得たことがあるか、

それにより、自身がどれだけ変化してきたか、

ということなのかもしれません。

(新しい視点を得るということは、以前の視点には戻れなくなりますから)