知る責任?

知る、ということに責任はないのだろうか? 知ることと行うことは一つだという「知行合一」という陽明学の観点でみると「ある」と言えるのだろうか。 だがこの時代はあらゆる情報が流れ続けている。ニュースでは誰もが探偵のように犯人…

心地の良い朝のイメージ

少し前から薦められて、瞑想っぽいものを試みてる。時間はおおむね夜寝る前。朝がいいと言われたが、朝は未だに苦手です。二度寝はいけないというが、あれほどボヤーッとできて気持ちいいものもない。休み明けの月曜にそれやって、遅刻。…

思想のための自由空間?

昨日引用として書かれてあった「主流の価値観に対抗する思想のための自由空間」とは、たんに新しい視点、とか新しい価値観ということなんだろうか? ここで言われている「自由空間」という言葉には、それだけでない意味が含まれているん…

自分の中のJR西日本

最近福知山線衝突事故後のJR西日本の社員たちの行動が問題として取り上げれられ、社内の体質が問題になって、ため息すらついてしまうようなニュースばかりだが、でもこの社員の人々ような、事件を他人事のようにとらえる感覚って、単に…

「運命」と「胸を張れ!」

最近マンガ読んでて、いいこというなあ、というのが結構あります。 一つはかわぐちかいじ氏の「ジパング」。一番新しい巻だったかな。 戦闘機乗りの人のセリフで、乗ってる戦闘機が弾に当たらないときというのは、どれほど弾雨のなかで…

チャンピオンズリーグ

ゴールデンウィーク中だからだろうね、真っ昼間からチャンピオンズリーグ準決勝 ACミランvs PSV が民放でやっていた。 スカパーとか契約してないから、こういった機会に見ておかないと、あとは深夜枠の編集バージョンになって…

未来と現在をどう捉えるか

自分の描く未来というものを全ての立脚点に立ち、現在へとおろしていく思考というのは、目的地を設定したドライブだ。その設定内容が詳細であればあるだけ、それ以前に通過するべき、立ち寄るべき地点が明確になる。現在はそこへ至る中途…

遍在する、ということ

昨日、岡本太郎氏の養女、岡本敏子さんが亡くなったというニュースを知る。 生前あの人は、死んだ岡本太郎氏のことを「ほら、そこに」生きている、と言い、すでに亡くなった過去の人という言い方で太郎氏のことを言われるのを嫌がったと…

谷川俊太郎さん

「智慧の実を食べよう。」という本を読み終えた。 これは2003年、ほぼ日刊イトイ新聞の主催で同名の講演会イベントを本にしたもの。 心理学者の詫摩武俊氏、詩人・文芸評論家の吉本隆明氏、野球解説者の藤田元司氏、小野田自然塾塾…

読み終えて

感想を一言。 生まれ変わりを信じるかどうかを論点にせず、その意見(価値観)が人々にどのような効果を与えたのかを、いくつかの証言に基づいている点はとても好感的。真理が何かなどではなく、現象が人々に与える影響から、この「生ま…

花見

この週末、東京は桜満開だ。この年明けに引っ越しをして、付近にこれほどたくさんの桜が咲いているとは知らなかった。近くに野川が流れている。その川沿いは桜でいっぱい。鮮やかな緑色になった川岸には、昼にはすでに花見の人だかり。桜…

今読んでるのは

生まれ変わりをテーマにした本である。 題材だけだと怪しい、と思われがちなニューエイジ系。しかし昔から結構こういった題材は好きだったのを思い出す。 まだ読み始めて少しなのだが、この本で惹かれた点がある。それはこのような生ま…

時間

全ての人に平等に配分されている時間。しかし時間という感覚を全ての人間に平等に配分されているという考え方は、どことなく教科書的で資本主義的な感じ。魅力はないな。 時間の感じ方も使い方も人により大きく異なる。それが日常にどれ…

練度の高い正直

ほぼ日のコンテンツにおとなの小論文というコーナーがあります。最近はまって楽しく読んでます。テーマがいろいろ、考えさせられます。 タイトルの「錬度の高い正直」という言葉も、本日のおとなの小論文に載ってました。言葉自体は司馬…

絶対に負けられない戦い

とは、よく聞くテレビ朝日のサッカーのフレーズ。 以前まではなんとなく、時にはうまい言い回しだと思っていたりしたが、最近この言葉が嫌いだ。 これ、よく聞いていると、自信のない人がなんとかしようと自分自身に向かって、まるで言…