未来の世界を思い描く時に 頭に思い浮かぶ最初のシーンは、 坂道を駆け登っていく少年の後ろ姿なんです。 10歳前後の少年、坂道の右手には青々と茂った林と神社があり、 坂を駆け登った先には、少年たちが暮らす町があるのです。 …
辻信一氏の『スロー・イズ・ビューティフル』の中に 多田道太郎の「怠惰の思想」の中にある話として よくブログや本などからも引用されている江戸の小咄が紹介されていますが、 こちらには、先進国が後進国に対してのやり取りの構図に…
書籍「グローバル定常型社会」より 労働における“環境効率性”という言葉がでてきます。 以前は“人手不足・資源余り”という状況だったので「労働生産性」(少ない労働で多くの生産)がもっとも重要だったが、時代は変わり現在は“人…
文化や芸能が発達した小さな都市の存在と、 住まいとしての共同体(町・村)が双方向に繋がり合いながら 暮らしているような世界をぼんやりイメージしています。 それぞれの国や地域によって特色や役割がはっきりと分け…
定常的社会とはどのようなものか、 今更ながらですがこちらの本を読み始めました。 「グローバル定常型社会のコンセプトの基底」にあたる認識として、 二一世紀に向けて世界は、高齢化が高度に進み、人口や資源消費も均…
質感をリアルに再現できる素材が3Dプリンターに登場したようです。 「金属・木・石こうの質感のまま出力できる3Dプリンター用フィラメントが登場」 こうした進化の早さはみんながこの3Dプリンターという 新しいテ…
定常的社会は持続可能な社会とも言い換えられるわけでして、 多くは社会システム的な話になりがちな気がしますが、 『人類が永遠に続くのではないとしたら』(著:加藤典洋)では、 このように定義しています。 「将来の世代が、その…
参考メモとして、大塩平八郎の「洗心洞箚記」は 「太虚」の説明から始まるとあります。 その「太虚」とは、『荘子』にあるとのことですが、 先日の本、『陽明学 奇跡の系譜』には以下のようにあります。 つまり人間と宇宙とは本来同…
未来の社会が定常的な状態にあっても 現在活用されているテクノロジーや技術が衰退することなく 継承・発展されているビジョンを描きたいと思っています。 そこにある技術とは、 3Dプリンターなどの製造技術や上下水…
違っている私たちがいっしょに生きていくこととは。20の国籍、24名の生徒の多文化学級を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』 異なる文化と国籍を持つ子どもたちが通うパリの学校を撮影したドキュメンタリー映画です。 ht…
未来の音楽をイメージするという企画を紹介する記事の中にあった、 隈研吾さんのアイデアがずば抜けて面白かったです。 「いつの日か、私たちはすべての音が私たちの周囲に存在すること、そして私たちが生み出した音ではなく、そこから…
ある事柄を目的と手段としてそれぞれ分けて 時間によって分別し、始点と到達点として理解し行動するということは、 どんなものであれ僕たちが普段生活しているときに使われる ごく一般的な意識だと思いますが、 一方先日の記事「瞑想…
今自分にとって、最も面白いと感じられる書物となっている 『ニュー・アース』の著者(エックハルト・トール)の映像を ネットで見た時に知ったサイトがあります。 VAST STILLNESS ここの記事の中に、今…
定常的な世界であっても 技術が継続・発展しつつ継承される社会について考えながら、以前読んだ 『人類が永遠に続くのではないとしたら』(著:加藤典洋) を思い出しまして、その中で書かれている文章を再確認しています。 「必要は…
ゴミ処理業界を変革する、米国で注目のスタートアップ « WIRED.jp いまの米国のゴミ処理業界では、ゴミが増えれば増えるほど、処理業者が儲かる仕組みになっている。そのモデルを変えるために、「ルビコン・グローバル」は、…