Where I’m from…
少し前に知ってやってみたいと思っていた
Where I’m fromポエム。
これは、その人にとって印象的な記憶や思い出、場所やシーンなどを
「私は から 来ました」
という言葉で表現する
自己紹介と自己発見のツールです。
こちらの方により詳しい紹介と
例文が載っていました。
ジョージ・エラ・リオンズ(作家、詩人|ケンタッキー州出身)。彼女の作品の中でも、1993年に書かれた詩「Where I’m from?」は、情緒豊かでありながら柔軟でオープンな構成から、読者が参加する新しい文学として進化してきました。(中略) 現在では、「自分とは何か」という根源的な問いを捜索するためのツールとして、全米の学校で学習教材としても用いられています。
Y-PLAN Student Workbook
https://note.com/hoiku_mirai/n/n49893dcfdf5a
また英語では、このような詩を発見しました。
とても美しい詩です。
Where I’m From
Where I’m from …
私は、気づいたら生きていたという気づき から来ました。
私は、遮るもののない広大な海を見続けていた時間 から来ました。
私は、夏のある日、標高数千メールにもなるような、巨大で透明感のある真っ白な入道雲に見惚れていた少年時代 から来ました。
あそこには、きっと誰かいる。そう感じていました。
私は、私という存在が、はるか遠い遠い過去から延々と続く血の繋がりによって存在しているという、底の見えない深淵のような穴を視た衝撃 から来ました。
誰か一人でも欠けたら、今の私はいないのだと、知りました。
私は、冬のヨーロッパをB.B.KingのSomething You Gotをウォークマンで聞きながら、一人歩いた旅の思い出 から来ました。
私は、作品を描いている時に訪れた、静寂に包まれた休日の午前 から来ました。
私は、自由に家を出入りしていた、猫たちの優しさと愛おしさに救われた日々 から来ました。
ひとつひとつの命の記憶は、これからも色褪せることはありません。