スケッチダイバー「スケッチを受け取った方々の声」更新
スケッチダイバーのページより「スケッチを受け取った方々の声」を更新しました。
今回モニターとしてインタビューに応じていただいたのは、映像作家・デザイナーの野辺ハヤトさん。
かつて自分がアーティスト活動をしていたとき、青山スパイラルホールにて行われたSICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)で、同じ出展者として出会って以来、ゆるく長く、お付き合いさせていただいています。
野辺さんは、線とフォルムがとても特徴的な独自のキャラクターを、しっかりと育てるように作られてきて、それらを重厚で繊細な音楽と合わせ、肌ざわりや温度感のあるような、とてもていねいなアニメーション作品を発表されているほか、ドローイングや立体作品を手がけています。
近年、国内外のアニメーション映画祭などで賞を受賞されるなど、映像作家としてたいへん華々しい活躍をされており、同時にデザイナーとしても地に足をつけた活動を続けられています。そのようにそれぞれの方面で成果を出されていながら、ご自身の制作ペースや表現へのこだわりを絶えず模索しつつ創作を続けられている姿に、僕はほんとうに多くの刺激を受けています。
インタビューでは、そうした制作にまつわるお話なども含め、様々なお話を聞かせていただきました。
今回のスケッチでは、お話の中で見せていただいた、考えたり思い起こしていたり、そんな表情が創作活動に携わる人のあり方として、とても魅力に感じられたので、そのような表情を描かせていただきました。
なおスケッチダイバーでは、インタビューの様子を録画し、後日に「その方らしい」と感じられる表情をこちらで切り取らせていただき、それをモチーフにして作品を制作しています。
また今回のスケッチでは、今までとは少し趣向を変え、背景に色味をもたせてハイライトを描きこむようにして、立体感を出すように描いています。
これは昔好きだった、古典的なドローイングなどでよく見られる感じ、そう、下記の「ドローイングレッスン -古典に学ぶリアリズム表現法-」の表紙のようなスケッチの風合いです。
今回、2枚のスケッチを描かせていただきました。
野辺さんからいただいた声はこちらに掲載させていただいています。
スケッチダイバーについては<こちら>をご覧ください。
ご興味ある方は、お気軽に<こちらのコンタクトページ>からお声をいただければ嬉しいです。