絶対に負けられない戦い
とは、よく聞くテレビ朝日のサッカーのフレーズ。
以前まではなんとなく、時にはうまい言い回しだと思っていたりしたが、最近この言葉が嫌いだ。
これ、よく聞いていると、自信のない人がなんとかしようと自分自身に向かって、まるで言い聞かすような言葉だからだ。言葉が内にこもっている。そんな印象を受けるようになった。
事実戦う選手たちはそんな言葉あまり言わない。勝つ、という言葉を使っている。TVが使用しているフレーズと、戦う選手たちとの意識の差がはっきりと見て取れる。「負けられない」とは負けを意識してそこから抜け出たいと思ってるが、「勝つ」には負けのイメージはなく、勝つイメージしかない。言葉自体が前向きだ。外に向かっている。同じような内容を対称にしていても、フレーズで発したものの意識の差が歴然とでる。
自分を捉えるにしろ、目標や希望を見るにせよ、将来のビジョンをえがくにせよ、内にこもる言葉ではなく、外へ向ける言葉を発していきたい。
さて、本日夜最終予選です。生で見れないからビデオとってます。
「勝つ」ことを追求する戦いを見たい。