#012: テーマリストの紹介3(男性と女性の新しい役割)
『未来の世界を想像するチャンネル』、
おととい(#006)から続けていた「テーマのリスト」
その続きを、ちょっとお話ししようかなと思います。
次に出てくるのが——
「男性と女性の新しい役割」って書いてる。
これは、新しい役割って言葉そのものよりも、
いわば今の時代で言われている「男性性社会」とか「男女平等」とか、
そういう言葉の土台に、父権社会的なものがある感じがしていて。
僕の中では、その土台そのものが、もうちょっと違うんだろうなと思っているんですよね。
それを踏まえたうえで、いい意味で、男性と女性それぞれの差が、
自然に表現されたり、自然に受け止められる。
そういうあり方が、未来の社会では当たり前になっているんだろうな、と思うんです。
性別だけじゃなくて、一人ひとりの差っていうものも、たぶんそうだと思うし、
個性として、それがちゃんと尊重されて表現される。
そんな未来になっているといいよね、って思ったりします。
で、男女平等とか言われるけど、
そもそもの枠組みが、どちらかに合わせる、みたいな構造があるのかなとも思っていて。
未来ではそうじゃなくて、それぞれの違いがあって当たり前で、
違いがあるからこそ、そこに豊かさがある。そういう関係性を描きたいなと感じています。
で、たぶん200年後には、
「男だからこう」、「女だからこう」っていうこと自体が、今よりもっと希薄になっていて。
でも、希薄になるっていうのは「消える」とか「無くなる」とかじゃなくて、
今とは違う自然な形で表現されている。そんな未来が、僕の中にはあります。
コミュニティの中でも、誰がどんな役割を担うか、っていうのが、
性別によって固定されていない未来。
ただ、そのときに浮かぶのは、その「固定されていない」という未来が、
逆にすごく自由で、すごく健全で、
それぞれの力が自然に使われていく感じなんですよね。
ということで、
テーマリストの続きの一つとして、
今日は「男性と女性の新しい役割」について、
僕がメモしていた内容を少し膨らませて話しました。