黒い烏

霧の中のような 真っ白い世界 深淵のような 黒い烏が一羽 烏は大きな糞をした その糞は地上に落ちるまで どんどん 大きくなった まるで世界を覆うぐらいに 大きく大きくなっていった 地上に一人 真っ白い世界そのままの 服を…

迷彩きぶん

赤い日記 見ていた となりの旦那は 眠ってる 鏡はいまだに 庭職人の後ろ姿 知っているかい 僕は眠たい ちょっとしたことだ 8ビート 笑い顔は 月の裏 言うことやること まるで雨 散歩にいこう