選ぶテーマ

先日、映画を観終えた感覚を書き出してから、二つのことについてテーマがでてきた。

「ただ違った在り方で世界に身を置いている。」

「言葉によって体験を定義することが、「一般的な経験」で「堕する」ことである」

しかしこうして見てみると、どちらのテーマがより魅力的なのか、一目瞭然でした。「言葉によって体験を定義すること」における引っかかりは、個人的な問題で、あまり広く話題とするものというより、自分の「気分的」な話題のようにしか思えなくて。だからそこに対しての批判的な言葉で自分への攻撃が過敏に働いた気がしてます。一方映画を観終えた後に感じた「違った在り方で世界に身を置いている」という感覚って、いろいろな芸術に出会ったときに、誰しも似たような感覚を抱くんじゃないかと思うんです。少なくとも僕はここの感覚について、もう少し丁寧にうまく説明できるようになりたい。

そこでもう一度、そのときのことを思い出すと、「浴びる」という言葉がやけにしっくりしたんですよね。それはなぜか?そこから初めて見ようと思います。