@PARTY ですから展

6/10(水)~20(土)まで、目白のギャラリーFuuroというところにて開催されているグループ展に参加してます。
RIMG0130.jpg
これはNON STOPにも参加いただいてる作家の出町さんが中心になって企画された展覧会で、都内でもわりとアクセスの良い環境(JR目白駅から出てホント1、2分すぐ)で、こうした企画をたてて参加できる展覧会はそれ自体貴重とも考えてて、今後もいろいろと試行錯誤されながら継続していきたい意向のようです。声をかけていただける限り、積極的に参加させてもらいたいところ!
出品した作品は30cm四方の四角形の平面作品を二点。
ぱっと見白い画面だけのものと、黒の下地に複数色を使って描いたもの。
これまでは頭で考えて、言葉で咀嚼してコンセプトや意図をわりかし明確にしつつ作ってきたけど、今回はまず初心に戻ると言いますか、改めて描きたいというところだけで、描くように、そして描きました。なので主なテーマというものはありません。
RIMG0127.jpg
RIMG0129.jpg
ですが今回の制作の背景でひとつあるのは、このオープニングの初日が、僕らがスペインで現在も展開活動しているNON STOPの中心になって、邁進していただいていた峰松さんが昨年亡くなられた命日にあたることです。さらにこの目白のグループ展の企画をいただいたとき、基本となるテーマが「死」についてという仮題だったこともあり、自分なりに深い縁のような気がして、ふとそうした死と時間に関することを考えていた。命日というのはその方が亡くなった瞬間を包容する一日なわけで、いわば生と死の境界、狭間に位置する。その両義性や裂け目、魂の世界が顔を出したような、そんなことを思ったりしました。
という訳で、よろしければ是非足をお運びください。
Gallery Fuuro