『この世界の片隅に』映画化を応援してます
漫画家・こうの史代さんの『この世界の片隅に』
というマンガをご存知でしょうか?
これは広島・呉市を舞台にした、昭和初期から太平洋戦争後までを
一人の女性を主人公として描いています。
大変過酷な舞台設定ではありますが、
こうの史代さん独特のやさしく温かみのあるタッチで
当時の暮らしや人々の暮らしの姿が浮かび上がるように鮮やかに描き出しています。
僕は数年前にこうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』を読んで以来、
この方のタッチがとても好きでして、
この『この世界の片隅に』ももちろん読んでいました。
どうやら、このマンガを映画化しようという動きがあるらしく
クラウドファンディングのサイトにて、
映画公開の実現のための資金を集めているそうです。
片渕須直監督による『この世界の片隅に』(原作:こうの史代)のアニメ映画化を応援
準備作業にはすでに4年という歳月を費やし、
現在シナリオ・絵コンテが完成したところまで辿り着いたそうです。
クラウドファンディングにて集まった資金では、
今後のステップのために必要なスタッフの確保や、
パイロットフィルムの制作に使われるとのことです。
映画製作には大変お金がかかるものですし、
ましてやアニメーションという、大変人手がかかる仕事ですから
公開までにはまだまだ大変長い時間が必要だと思われます。
このクラウドファンディングのサイトに掲載されている映画イメージの画像を見て、
マンガのイメージをとても忠実に再現しようとしていることが分かります。
僕もこのマンガの、いちファンとして、
この映画のための完成に協力できればと思い、
ささやかながら応援させていただきました。
こうした作品は、マンガ、映画ともに、多くの人たちにとって
大変価値のある力を持つものだと思っています。
公開まで楽しみにしたいと思います。
画像出典:『この世界の片隅に』支援メンバーズサイト より http://www.konosekai.jp