理想は現在にあって
理想があるとすればなんだろう、
「こんな感じの家」というイメージとか「余裕のある経済力」とか出てはきますが
突き詰めていくとたぶん単純に自分の「状態」を指し示すのではないでしょうか。
明るく快活で軽快
心に淀むところがない
そういう状態であることです。
ですのでどんな家に暮らすとか、お金がいくらとか、
所有物などで満足感とかは在るのかもしれませんが、
上記に上げた要素なんてものは、結局のところ測りようがないことに気づきます。
どのようにすればそのような状態になれるのか、というと、
昨日書いたように、その状態を目標として、それに必要な材料や要素をひとつひとつ揃えていく、
というやり方ではなく、今、ここで、そのようになることも可能なものだと思っています。
今の自分の状態をまず許容しようとすることで、
それに対して反対するものの声を具体的に捉えていく。
現在を初めから「不達成の状態」とするのではなく、
「今が完成であると考えた時、何がそれを見えなくさせているのだろう」
ということでしょうか。
人には、「この瞬間」というものしか常になく、
そこでそれをどう受けとめるかということが一番大事だとすると、
理想は常に現在、この瞬間にあるということも言えるような気がします。