東京五輪が決まった
メモとしてリンクを貼っておきたいと思いました。
五輪招致について(内田樹の研究室)
「気分が盛り上がらない第一の理由は、福島原発の事故処理の見通しが立たない現状で、国際的な集客イベントを仕掛けることについて「ことの順序が違う」と感じているからである。
東京に招致できたら「どれくらい儲かるか」という皮算用の話しかメディアからは聞こえてこない。」
http://blog.tatsuru.com/2013/09/04_1018.php
Natureから(内田樹の研究室)
「政府の過去の対応と情報政策から判断する限り、日本政府も、東電と同じく、この状況を制御し、パブリックに対して情報を開示する能力がもうないのではないかという疑念を抱かせる。」
http://blog.tatsuru.com/2013/09/06_1112.php
オリンピック プレゼン全文(ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/2013/09/07/olympic_candidate_tokyo_presentation_n_3886260.html
「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません。」※安倍首相のプレゼンより抜粋
汚染水めぐる首相発言に批判の声 福島の漁業者ら「あきれた」(47News)
「しかし、福島の漁業関係者や識者らからは「あきれた」「違和感がある」と批判や疑問の声が上がった。「汚染水の影響は福島第1原発の港湾内0・3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」とも安倍首相は説明した。だが、政府は1日300トンの汚染水が海に染み出していると試算。地上タンクからの漏えいでは、排水溝を通じて外洋(港湾外)に流れ出た可能性が高いとみられる。」
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090801001923.html
福島原発の高濃度汚染水が外洋に 東電、可能性認める(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2104N_R20C13A8MM8000/
汚染水1リットル当たり800万ベクレル 漏出300トンで24兆ベクレル 33万トン汚染水の放射能総計は2京7000兆ベクレル(中村隆市ブログ 「風の便り」)
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-14180
汚染水漏れ、高まる東京電力への批判、深まる懸念(星の金貨プロジェクト)
「しかしどれだけの汚染水が海洋中に流れ込んでいるか、その汚染の程度はどうなのか、そして海や海洋資源にどのような影響を与えているか、これらの問題に関する正確な情報は無く、国際原子力機関(IAEA)の国際原子力事象評価尺度による判断すら出来ない状況にあります。」
http://kobajun.chips.jp/?p=13566
大原発事故から25年:『チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染』(NHK・1996年放映)が伝える大事なこと(Peace Philosophy Centre)
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2011/04/blog-post_25.html
チェルノブイリ原発事故から10年後 【警告】終わりなき人体汚染(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=P1s5GufHfQ8
これらの意見は、世間一般で形成されてしまった祝祭モード的風潮に対する、重要なアンチテーゼであり、大切なことだと思います。
オリンピックは、世界へ今までアピールできていなかった地域や国から、スポーツを通じて新たな価値を伝える機会だと思っていました。今回の東京も、そうした方向に適うべくアピールをしてきて価値を認めてもらったということだ、というふうになるかと思うのですが、アピール文などを少し読んでみると、取ってつけたような付け焼刃的な感じしか僕は受けませんでした。
東京に2020年が無事訪れるのか、という気もします。
ただ決まった以上応援したい、と素直に思えない自分がいまして、なんとしてもそれまでには東京を出たい!と決意を新たにした出来事でした。