「農」は未来に
アグロエコロジーのメモをまとめて見えてくることは、
農業の問題はもはや単に農家の問題ではありないということでした。
それは食や環境といった農業にまつわる関係性を問い直すことが、
大量消費社会に住む僕たちの暮らしそのものの構造にまで
達していることを指摘してくれます。
ですがアグロエコロジーの素晴らしさは、
現代の問題を指摘することそのものにはなく、
望む未来のビジョンの一端を指し示していることにあると思います。
「農」が未来への解決先にあることは多くの人々が指摘しています。
先日購入した本、『東京アーバンパーマカルチャー』もそうですが、
現代からは確かに新しい未来への動きが、
しっかりとした形を伴って歩き始めています。
future world imaginationで示そうと目指している未来世界の中の、
未来の人の精神と歩み、その足元には、
この「農」そして「自然」における
現代からの克服が間違いなく存立していると想像しています。