4時間で3会場
11/2、横浜トリエンナーレへ。
大阪で知り合ったパフォーマンスアーティスト、西沢さんこと新聞女のパフォーマンスを観覧。このイベントにはZAIMが関わっているそう。すでに多くの参加者や支援者があつまり、馬車道広場からパフォーマンスを展開していた。その前までやっていたオープンチェスの勝負の行方が気になるが(笑)。
彼女の作品は世界中の新聞紙を使ってドレス衣装を作って着るというパフォーマンスだが、見所はスカートの大きさ。以前中国では30mのドレスを着てクレーンを使ってやったそうだが、今回は10mほどで、その部分には横浜トリエンナーレの宣伝をかねて横浜の文字が赤色のチラシを使って書かれてあった。(はっきりと全部は見てませんでした。すいません)
パフォーマンスは脚立を使って登り、そのスカートの部分を広げるというところ。その後の演出不足が気になったが、とてもファミリー的で楽しそうな雰囲気がみてとれた。
で、見終わったのがほぼ2時。ここから閉館の6時まで、見れるだけ行くか!と勇んで横浜赤レンガ倉庫1号館>新港ピア>日本郵船海岸通倉庫と見てまわる。
横浜赤レンガ倉庫1号館では、ミランダ・ジュライの狭い通路に置かれた看板の文字を読んで進む作品が印象に残った。途中のカラーの展開がとても好きだった。
この作品見るためには結構並んで待たないといけない。といっても文字を読んで進むだけなので、そんなにかからないけど、並んで待ってる人たちが5、60人もいてるとひくわな。。でもまぁ15分程度だった。
新港ピアは広いねー。グッときた作品はこちら。
7:ネズミとクマのフィルムの一部/ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス
不思議な世界の映像作品。なんか面白いし気持ちいい。別の場所で映像に出演していた着ぐるみがスヤスヤとお昼寝してたのがまたさらに!
15:白い巨大な蛮族の行進/マーク・レッキー
リズミカルなサウンドと共にいろいろな街にあるオブジェが次々と映る。これってホントアーティストがキュレーション的手法-引用、ミックス、シャッフル、再解釈-で表現する傾向そのものだと、最近思っていたことが分かりやすく表現されてた。あ、こういうことね。みたいな納得感。
18:存在しない時間と存在する時間/パク・シュウン・チュエン
5本のラインは震えたね。ああ、こういう表現でこういうことを伝えられるんだ、みたいな。最近の自分の作品のテーマと重なるところがある分、とても気になりました。
23:ベイビー・マルクス
ひょっこりひょうたん島?といえばいいのか、そんなかわいらしいキャラクターに社会主義革命の歴史的人物たちが扮装して展開するプロモーションCMとそのキャラクターが展示。映像が素直におもしろい。キャラも魅力的。スターリンが悪魔的なとこが(笑)。社会主義とこうしたモチーフでの展開というズレもとってみ魅力的。
日本郵船海岸通倉庫は5時閉館ぎりぎりに着いて手っ取り早く済ました感じ。。(って6時終了ってスケジュール自体早いです!!)
1Fのヘルマン・ニッチュは相変わらずグロくてヨーロッパ的ダークさがたまりません。日本には絶対ない感覚だわ。
3Fにあった床に投影する作品(ポール・チャン?)が良かったなー。
あとはあまり記憶にない・・・やばい。
4時間で3会場は無理があったか・・疲れたー!(ZAIMでやってたRED展も行きたかったが無理でした)
三渓園に行き損ねたので、今月もう一回行きたいものです。