#001: 200年後の未来の概要

はじまり

『未来の世界を想像するチャンネル』、スタートします。

僕はですね、200年後の世界っていうものを、以前からずっと頭の中でイメージしていたり、
「こんなんかな」と思ったり、想像していたりしてたんですけども、
今日からですね、このチャンネルで少しずつ、その頭の中をアウトプットしていって、
みなさんに聞いてもらえればなあ、と思っています。

今回は最初の最初ということでですね、
まだ全然、何を話そうかと思って考えてないままスタートしてるんですけども、
とりあえずこの「200年後の世界ってどんな感じなのか」っていうところ。
今、自分の中でざっと思い描いていることとかをお伝えしようかなと思います。
大きな概要、みたいな感じですね。

新宿の高層ビル

一番最初に話すところとして、いつも僕が思い浮かぶのがですね、
仕事場が新宿にあって、毎週とか月1とか、今出勤したりするんですけど、
西新宿にある高層ビルのところですよね。

あそこのところって、すごい、あんだけいっぱいビルが建って、
また新しいビルとかも建っていたり、ホテルもいっぱいあったりして、
そうしたところがもう本当にたくさんある。

かなり、近代的、現代的な都市というイメージの空間だったりしますけど、
今のこの人間社会っていうところが、まったく違うところになった時に、
あの新宿という無数の高層ビルは、どう処理されてるんだろうか、
っていうことを、いつも考えたりしています。

終わったあとの世界

というのも、僕は今の現代社会とか、資本主義とか、
こういったものがずっと続くっていうふうな未来は、まったく想像していないんですね。

どういう形かわからないけれども、終わる。
終わったあとの世界なのかな、というふうなところが、けっこうはっきりしています。

なので、ここでちょっと「いや、違うな」と思う方も、いらっしゃるかなとは思うんですけども、
僕としては、そういうところがあるかなと思っています。

人間の新しい役割

じゃあその、200年後ってどういうふうな人間の役割があるのか、
というふうに考えるんですけど、
逆に今の社会っていうのは、大かれ少なかれ、
基本はすべて人間中心の社会ですよね。

まず人間があって、人間のために地球がある、みたいな。
人間のために自然がある。
人間のために動物がいる。

だから、人間が食っていく、生活する、暮らす、そのために、
地球環境や動植物や、そういったものを利用していく。
そういう素材なんだよ、みたいなアプローチで、
今の地球ってあるのかなと思うんですけど。

僕は、そういう今の地球には全く興味がないので、
200年後の地球っていうのは、
地球環境にそのバランスをもたらすような存在として、
人間が存在しているような、
そういうイメージがあるんです。

それこそ人間っていうのは、この地球の中で、
いちばん最後に登場したような生物種、とも言われているので、
いちばんの後輩ですよね、みたいな話もあるんですね。

そう考えると、僕らよりももっと先輩の植物とか動物とか、
そういった小さい植物とか昆虫、そういったものを尊重して、
一つひとつの生命とか命とか、そういったものが、
無秩序ではなく、最適化できるような、
常に継続的に、最低限のかかわりで、
人間が調整役をする、バランサーのような。

そういうふうな役割を、この地球の中で担っている存在。
それが200年後の世界の中での、人間なんじゃないかなと思います。

新しいビルの解体風景

そう考えるときに、じゃあそこで今の新宿というような高層ビルがあるような土地って、
どういうふうに変わっていくのかな、というのを、よく想像したりするんですけど。

まあ、解体はされることになるのかなと思うんですけど、
その「解体」っていうことも、
今のビルの普通の解体みたいに、爆発だったり、
大きな衝撃で一瞬のうちに数分とか数時間のうちにガラガラガラって解体される、
っていうのとは全然違う形になっていると面白いなと思うんです。

もちろん、(そうした解体には)準備とかにはしっかりと期間をかけるとは思うんですけど、
解体そのものは、すごいあっという間に一瞬で終わってしまう。
むしろその後の処理の作業に、瓦礫とか、そういった処理のほうで、
またいろいろ時間がかかる、そういうイメージはあるんですけども。

でも、未来の世界で、ああいった高層ビルが解体されるっていうのは、
たぶん全然違う形になっているんじゃないかと思うんです。

それこそ、いろんな、そこの土地に住む動植物とか、
そういった存在の中で、少しずつ枯れて、朽ちていくような感じで。

いわば、植物の力とか、菌類の力とか。
ファンタジーで言えばね、そういったものを応用して活用しながら、
ビルのほうが少しずつ上のほうから順番に、
ゆっくりと、安全に朽ちていって。

それが、50年とか80年とか、それぐらいのレベルで、
ゆっくりと風景が変わっていくように、溶けていく。
そういうふうに、高層ビルが全部なくなっていく。

なんていうことを、ちょっと想像したりもしています。

じゃあ、それをどういうふうに描けるかなとか、
どういうふうに、もう少し今、言葉だけじゃなくて、
表現できるかな、ということもいろいろ思うんですけども。

なんかそういうのは、またね、こういう媒体とか、
違うことで発揮できればとも思ったりしています。

今日は、初回というところで、このあたりにしたいと思います。