パブコメ提出
今日の8/12締め切りとなっていたエネルギーに関する政府のパブリックコメント。
これまでこうしたことにほとんど関心を払っていなかった自分ですが、反省もこめて今回はとりもなおさず、言えることは言おうと、締め切りギリギリになってしまいましたが、提出してみました。
内容は以下です。粗い内容ですが、今後もさらにこれらについて少しづつ考えを深めていければ。
(1)「即時」原発ゼロシナリオ。被曝を前提にしたエネルギーとは、即時に手を切ること。それが唯一の被爆国であり、帰宅困難者の土地を作ってしまった日本としては、唯一、未来につながる責任のあるビジョンです。
原発の資源となるウランの採掘から原発の運営、核処理施設、処分場まで、このエネルギーに関わるためには、被曝が避けられません。
放射能の人体に対する影響は、しきい値がないという新しい研究報告を前提に考えれば、極力避けるべきものです。国は年間許容量の1mSvを順守するべきです。放射能の影響は、直接本人に出ない場合であっても、遺伝子レベルでその子孫へと受けつながれてしまいます。日本は、そうした体験を広島、長崎における原爆により、幾多の人々の犠牲を伴ってきています。
原発で出た処分されるゴミの放射性物資の持つ、数万年という時間的なスパンは、私達の生活や社会で考えられる範囲を大きく超えたレベルで存在します。そうした今現在、処分に対して責任の持ちようのないゴミを出てしまうようなエネルギーをさらに使うことは、子々孫々に渡った私達の世代の恥であり、無責任な態度です。
これからはそうした放射能の被曝や汚染の影響をできるだけ減らす努力へと研究を変更し、原発によるエネルギーとは即時に手を切ることが、この国に暮らす一市民としての願いです。